書誌詳細

ドノクチガアイヲカタルンダ どの口が愛を語るんだ

書名

ドノクチガアイヲカタルンダ どの口が愛を語るんだ

著者

ヒガシヤマ アキラ 東山 彰良∥著

出版者

講談社

出版年月日

2021.03.15

配架場所

エディットタウン / ブックストリート / 6-E-09

閲覧

その他

言語

日本語

ISBN

9784065223871

所蔵情報

登録番号

860002502

大分類

ET6:男と女のあいだ

中分類

ET6-11:傑作ラブロマンス

小分類

ET6-11-04:憎しみと紙一重
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読書メーター

starbro

東山 彰良は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。タイトルからあまり期待せずに読みましたが、読み応えのある純文学的短編集、もしかしたら著者のMyBESTかも知れません。オススメは『猿を焼く』です。しかし子供に姉:亀山鳥(うた)&弟:亀山亀(すすむ)何ていう名前をつけてはいけません(笑) https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000349257 【読メエロ部】

247

投稿日2021-04-04

みっちゃん

あの口もその口もこの口も。「お前かよ!」ツッコミの集中砲火を浴びる事必定。愚かしく無様で。でも一途。だから愛おしい。1番ガツンときたのは最終話『無垢と無情』とんでもない厄災に見舞われて、殆どの人間が死に絶えた世界で、かけがえのない人を喪って、罪悪感と孤独を背負い、それでも生きていくしかない哀しみと。「愛がなにかも知らないくせに!」だとしても、それが勘違いでも薄っぺらくても、認められなくても、「いつかまた会える?」またやってくる朝を待つ逞しさとが外に転がる骸から芽を出す季節の花々と重なって見える。

173

投稿日2021-08-08

いつでも母さん

これは純文学的な?(って、その線引きは私にはよく理解できないが…汗)香り漂う久しぶりの東山彰良さん短編4話。インパクト大の『猿を焼く』が一番身近に感じたが、総じてタイトル(タイトル作は無い!)通りの印象だった。いつか言ってみたい言葉だ。『のたうちまわって超えていけ、愛』この帯に釣られたのだが、色んな愛がそこにあったのだなぁって感じで正直、私には合わなかったかな。

166

投稿日2021-04-15

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