書誌詳細

シュゴシャノキズ 守護者の傷

書名

シュゴシャノキズ 守護者の傷

著者

ドウバ シュンイチ/Shunichi Doba 堂場 瞬一∥著

出版者

KADOKAWA

出版年月日

2024.02.26

配架場所

エディットタウン / 本棚劇場 第一層 / B-1-034

閲覧

その他

言語

日本語

ISBN

9784041142080

所蔵情報

登録番号

000064300

大分類

角川いろいろ棚

中分類

角川いろいろ棚_その他
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内容

「違法捜査は本当にあったのか?」水沼加穂留(みずぬまかおる)は神奈川県警の巡査部長。捜査一課への配属希望は通らぬまま三十歳までキャリアを重ね、春の異動で「訟務課」へ。警察が訴えられた民事裁判の対応をする部署だ。ほどなくして外部からも新人の新崎大也(しんざきだいや)がやって来る。淡々として同僚と関わらない彼だが、実は弁護士の資格を持つらしい。なぜ弁護士が警察職員に? そんな折、強盗犯グループへの違法捜査を問う裁判が発生し、加穂留と新崎が担当することに。威圧的な取り調べはなかったという捜査一課の言葉を信じ、彼らを守ろうと公判にのぞむ加穂留。しかし法廷で、関与した警察官の「嘘」が暴露され――。

読書メーター

旅するランナー

主人公は神奈川県警訟務課の水沼加穂留巡査部長。そこへ弁護士の新崎大也が異例の転職をしてくる。捜査一課による違法捜査はあったのか? 新崎は何者で目的は何なのか? 二つの謎を調査していくうちに、警察組織の暗部が明らかになっていく。訟務課は、警察が訴えられた民事裁判の対応をする部署。警察の盾、訟務課が警察への矛となる、骨太な警察小説。

194

投稿日2024-04-06

starbro

堂場 瞬一は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。冤罪防止&人権尊重&パワハラ等、刑事も辛い時代なんでしょうね。その内、尋問もAIに取って代わられるかも知れません。警察内に訟務課というセクションがあるのを初めて知りました。 https://www.kadokawa.co.jp/product/322306000301/

194

投稿日2024-03-13

いつでも母さん

訟務課が舞台の堂場さんの書き下ろし新作。第一部『敗訴』捜査一課がそんなに偉いか!心の声が漏れる私だが、警察を勝たせる仕事・・ならば全てを正直に言いなさいよ。上尾みたいな奴は大嫌いだ。そこからの第二部『R』は神奈川県警に蔓延る闇の話・・そんな派閥は本当に有りそうだと思うから恐い。根は深いよね、多分(汗)訟務課のお仕事をもっと読みたくなる読後感。加穂留と新崎のその後が気になるところだ。そして、堂場作品にちょこちょこ挟まれる食べ物のシーン。今回も色々美味しそうだった(笑)

145

投稿日2024-04-08

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