書誌詳細
ツマゴイゴロシ/ツマゴイゴロシ 夫恋殺 つまごいごろし
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書名
ツマゴイゴロシ/ツマゴイゴロシ 夫恋殺 つまごいごろし
著者
ウオサキ イチコ/Ichiko Uosaki 魚崎 依知子∥著
出版者
KADOKAWA
出版年月日
2024.03.21
配架場所
エディットタウン / 本棚劇場 第一層 / B-1-034
閲覧
可
その他
言語
日本語
ISBN
9784041147474
所蔵情報
登録番号
000065064
大分類
角川いろいろ棚
中分類
角川いろいろ棚_その他
内容
かけつぎ職人の澪子には、結婚十年になる夫の真志がいる。多忙な刑事である真志とはすれ違いの生活が続いていた……。ある日、かけつぎの師匠である叔母の店に、初恋の相手で幼馴染の泰生が現れる。時を同じくして、澪子の住む町では訳ありの夫婦が相次いで亡くなる不審な事件が起きる。捜査に異常な執着を見せる真志、親切顔で過剰に干渉してくる泰生。そして澪子には「ころして」と囁く奇怪な声が聞こえるようになり――。「愛しいあなた、死んじゃえばいいのに」 第8回カクヨムWeb小説コンテスト〈特別賞〉受賞作。
読書メーター
よつば🍀
第8回カクヨムWeb小説コンテスト〈ホラー部門〉特別賞受賞作。ホラーだが全く恐怖を感じなかった。主人公はかけつぎ職人の澪子。彼女は人に憑いている「障り」が見え、消す事が出来る能力の持ち主。刑事の夫・真志は超多忙な日々を送る。孤独な生活に嫌気が差した澪子は離婚を申し入れたが夫に離婚の意思はない。そんな中、初恋相手である幼馴染の泰生が現れ澪子争奪戦が始まる。時を同じくして不審な事件発生、ユキエと名乗る幽霊登場とホラー的な雰囲気を醸し出すが、どうにも中途半端な印象を受けた。魅力的な登場人物もおらず残念な読後感。
★42
投稿日2024-04-20
rosetta
★★★★✮読んでいるうちにこれはかなりの傑作ではないかと思う。8回カクヨムコンテストホラー部門受賞。表紙とタイトルからは夫婦のドロドロした恨みの話かと思ったら、お気に入りの傑作だった!人に纏わる黒い障りを見て祓うことの出来る主人公。刑事である夫には放置され孤独を募らせる一方で幼馴染の優しさにも惹かれている。風呂で釜茹でになるという似た状況で死んだ一連の事件を追うと、嘗ての出来事で自死したとされる女性の恨みが。物語の流れも良いが、それぞれの人間関係の絡みがデビュー作とは思えない完成度を見せている
★41
投稿日2024-06-23
のりすけ
主人公を含めた登場人物たちに共感できないまま読了。ホラーにしてはかなりお上品な部類、。ロ描写もあるけど全然痛々しくない、ナゼナノカ。ユキエさんには同情するものの、ここまで勝手されると「しらんがな」と言う気持ちも湧きおこってしまう。チキン南蛮が食べたくなってしまった。
★22
投稿日2024-05-04
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