書誌詳細

モノノケ オニ モノノ怪 鬼

書名

モノノケ オニ モノノ怪 鬼

著者

ニキ ヒデユキ/Hideyuki Niki/オク 仁木 英之∥著 おく∥カバー絵

出版者

KADOKAWA

出版年月日

2024.06.25

配架場所

エディットタウン / 本棚劇場 第一層 /

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その他

レーベル

角川文庫

言語

日本語

ISBN

9784041140970

所蔵情報

登録番号

000067267

大分類

角川いろいろ棚

中分類

角川いろいろ棚_その他

内容

戦乱の時代。常人離れした体躯と武勇を持つが、実際は心優しき乙女の小梅。そのあまりの強さから「鬼御前」と異名をとっている。その小梅と山で恋に落ちたのが、帆足鑑直。玖珠郡帆足郷の若君だ。二人の父親はかつては手を組んでいた当主同志なのだが、訳合ってお互いをけん制しあっている。帆足孝直の父は帆足郷の当主で山間の小領主として苦労が絶えない生活を送っており、息子はその苦労を間近で見ていた。小梅の父は古後摂津守で、玖珠郡の盟主として人望はあるが、一方で小賢しい策を弄しがちだ。小梅は鑑直と結婚するが、島津軍が攻めてくる。「鬼道」と自ら呼ぶ妖の術を操る僧は人々を惑わし妖怪たちが跋扈し始めたその時――薬売りが現れ、モノノ怪を斬る! 「モノノ怪」スピンオフ時代ものシリーズ第2弾!

読書メーター

スピンオフ小説。ラストはハッピーエンドで終わってよかった。

22

投稿日2024-06-17

ぬ。

モノノ怪を斬る物語で、「鬼御前」の名で呼ばれる女性が主人公の一人で、最終話のタイトルが『鬼御前』どうしても悲劇的な結末を予感してしまったけど、思わぬハッピーエンドに涙。調べてみると、帆足家も鬼御前も実在してて最後に描かれる戦も史実の一部らしいので、結末は歴史的に決まってたみたい。前作に続き薬売りさんはモノノ怪を斬るためだけに存在する徹底した脇役ぶりであったけど、短編集であった前作と異なり、今作は連作なので鑑直と小梅から見た薬売りの人となりも少し描かれているのがおもしろい。

3

投稿日2024-06-28

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