書誌詳細

ジュンキョウジュ タカツキアキラノスイサツ 8/ノロイノムコウガワ 准教授・高槻彰良の推察 8 8 呪いの向こう側

書名

ジュンキョウジュ タカツキアキラノスイサツ 8/ノロイノムコウガワ 准教授・高槻彰良の推察 8 8 呪いの向こう側

シリーズ

准教授・高槻彰良の推察(8)

著者

サワムラ ミカゲ/Mikage Sawamura/スズキ ジロウ 澤村 御影∥著 鈴木 次郎∥イラスト

出版者

KADOKAWA

出版年月日

2022.10.25

配架場所

エディットタウン / 本棚劇場 第一層 / E-1-037

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その他

レーベル

角川文庫

言語

日本語

ISBN

9784041123980

所蔵情報

登録番号

000054750

大分類

角川いろいろ棚

中分類

角川いろいろ棚_その他
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内容

年末、憂鬱な気分で実家に帰省した尚哉。複雑な気持ちを抱えながらも、父と将来の話を交わす。
翌日、散歩に出た先で、尚哉は小学校時代の友人の田崎涼と出会う。
何気なく民俗学研究室や高槻の話をすると、後日高槻の元に涼の兄から相談が。
勤務先の小学校で「モンモン」という正体不明のお化けの噂が立ち、不登校の児童も出ているという。
怪異大好きな高槻は喜ぶが、その小学校は苦い思い出が残る尚哉の母校で――。(第一章 押し入れに棲むモノ)

「幸運の猫」がいるという旅館に、泊まりがけで出掛けた高槻、尚哉、佐々倉。
何故かスキーをすることになり、大いに戸惑う尚哉だが、高槻と佐々倉に教えてもらい、何とか上手く滑れるように。
休憩所で宿泊客たちと歓談していると、うち一人が「昔会った雪女を探しに来た」と言い――?(第三章 雪の女)

夢で死者に会う!? 雪山で高槻と尚哉が見たものとは――。
異界に魅入られた凸凹コンビの民俗学ミステリ、未来を望む第8弾!

読書メーター

ひさか

2022年10月角川文庫刊。書き下ろし。シリーズ8作目。押し入れに棲むモノ、四人ミサキ、雪の女、の3つの連作短編。尚哉と彰良の3つの怪異事件解決話に加えて、青い目の彰良の正体に触れる話や、異捜の話が出てきてわくわくしました。次回も気になります。

141

投稿日2023-06-02

mihya

「押し入れに棲むモノ」は結構怖かった。『もう1人』の高槻が自然に出てくるのも怖いんだが、尚哉を守ろうとする行動もあるし、尚哉も図太くなったし…。「雪の女」では『今出てくるな馬鹿!』とか言っちゃうほど。 思えば、尚哉は随分変わった。そして尚哉自身が思ってるより周りは尚哉を気にしていて炬燵のように暖かい気持ちになった。 怪異の遭遇率は尚哉所以なのか、今後、異捜が関わってくるのか…。 あ、猫かわいい。デブにゃん。

140

投稿日2023-06-08

ちょろこ

シリーズ8の一冊。帯の「繋いだ手は放せない…」にちょっとドキドキしたけれど最後まで読むとぶんぶん頷けるぐらいの読後感。いきなりぶん投げられてた尚哉もこの先の進路をまた考える歳になったのかと思うと感慨深い。尚哉父の親心が良かったな。ムギが心を繋ぐ"糸"になって欲しいな。今作も随所でせつなさ感じつつ、アキラ先生の優しい対応に相変わらずキュンときた。尚哉とアキラ先生、ケンちゃんは誰よりも心通じ合うファミリーみたい。"もう一人の高槻"の胸の内も、アキラ先生と尚哉、二人の行く末もまだまだ掴めないのがまた面白い。

133

投稿日2022-11-10

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