書誌詳細
テッタイロン/レキシノパラダイムテンカンニムケテ/サイノキョウシツリベラル アーツ ラボ 撤退論 歴史のパラダイム転換にむけて
書名
テッタイロン/レキシノパラダイムテンカンニムケテ/サイノキョウシツリベラル アーツ ラボ 撤退論 歴史のパラダイム転換にむけて
シリーズ
犀の教室Liberal Arts Lab
著者
ウチダ タツル 内田 樹∥編
出版者
晶文社
出版年月日
2022.04.30
配架場所
エディットタウン / ブックストリート / 5-D-08
閲覧
可
その他
言語
日本語
ISBN
9784794973078
所蔵情報
登録番号
850002841
大分類
ET5:日本の正体
中分類
ET5-11:戦争と復興と繁栄
小分類
ET5-11-10:3・11と日本の行方
読書メーター
けんとまん1007
撤退というのは、無理・無駄・ムラを無くし、本来あるべき姿に向かうということ。成長というまやかしの2文字に、いつまで拘り、次の世代の希望を無くすのだろうか。人が人間らしい営みに向かうこと。成長の2文字のメッキが剥げてきた途端、ウェルビーイングだの関係人口だの、あまりの拙さに辟易する。持続可能・・も、今、言われている前提から疑ってかかることからだと思うのだが。
★63
投稿日2022-09-05
Twakiz
日本はこれからさらに人口が減り経済や学術面やいろいろなことで弱くなっていくがどのように「撤退」していくのかきちんと議論されていないと.内田先生選定のいろいろな立場の識者による「撤退」についての論考集.ある方は政治を語り.別の方は感染症や音楽や哲学や少子化や脱サラしてのパン作りを持ち出して語る.撤退は敗北でない.前進か後退かの二項対立でしか見えていなかった世界から違う価値観へシフトすることでもある.経済成長だけを追い求めるのはもううまくいかないのは素人の自分にも分かる.違う価値観を持ちたい.
★36
投稿日2022-07-17
うわじまお
結局は、世界中の人間が推し進めている環境破壊、行き過ぎた資本主義経済、そして日本の少子高齢化が問題。この本、読めば確実に暗い気持ちになれます! 地球人全員がどこかで立ち止まらなくては、近い将来、本当にやばいことになる。そのことをいろんな”頭のいい人”が論じている一冊です。
★34
投稿日2022-11-01
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