書誌詳細

フクシマ ロクネンゴ ケサレユク ヒガイ/フクシマ 6ネンゴ ケサレユク ヒガイ/ユガメラレタ チェルノブイリ データ フクシマ6年後消されゆく被害 歪められたチェルノブイリ・データ

書名

フクシマ ロクネンゴ ケサレユク ヒガイ/フクシマ 6ネンゴ ケサレユク ヒガイ/ユガメラレタ チェルノブイリ データ フクシマ6年後消されゆく被害 歪められたチェルノブイリ・データ

著者

ヒノ,コウスケ/オマツ,リョウ 日野/行介∥著 尾松/亮∥著

出版者

人文書院

出版年月日

2017.3

配架場所

エディットタウン / ブックストリート / 5-D-08

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その他

言語

ISBN

9784409241158

所蔵情報

登録番号

850001663

大分類

ET5:日本の正体

中分類

ET5-11:戦争と復興と繁栄

小分類

ET5-11-10:3・11と日本の行方
配架場所を確認する

内容

福島原発事故後、多発が露見している甲状腺がん。だがこの国の為政者たちは、唯一の参照先である「チェルノブイリ・データ」を都合よく歪め、強引に幕引きを図ろうとしている。気鋭のジャーナリストとロシア研究者がこの国の暗部を暴く。
福島原発事故後、多発が露見している甲状腺がん。だがこの国の為政者たちは、唯一の参照先である「チェルノブイリ・データ」を都合よく歪め、強引に幕引きを図ろうとしている。気鋭のジャーナリストとロシア研究者がこの国の暗部を暴く。

読書メーター

更紗蝦

日本政府がチェルノブイリ原発事故の知見をどのように歪め、健康被害を低く見積もるように誘導してきたかを綿密に調査しています。テーマは全く違いますが、「情報公開の問題」という視点から「民主主義の在り方」を問うている姿勢は、『日報隠蔽』という本と共通しており、2人がかりの協力体制でようやく国家による情報隠蔽を暴いている点も共通しています。原発事故への対応をソ連は「戦争の物語」として語ったが、日本は「復興の物語」として語ったという指摘には、両国の歩んできた歴史の違いから来る国民性の違いに気付かされました。

23

投稿日2019-03-14

coolflat

福島では甲状腺検査が行われている。現在では甲状腺がんの患者数は全国統計に比べて数十倍見つかっている。「多発する甲状腺がんは事故による被曝の影響ではないのか」と誰もが思う。ところが行政は「『チェルノブイリの知見』から被曝の影響は考えにくい」という。福島の被曝線量がチェルノブイリ事故に比べてはるかに少ない事、被曝からがん発見までの期間が概ね1年から4年と短い事、事故当時5歳以下からの発見はない事、地域別の発見率に大きな差がない事、これらからチェルノブイリとは現れ方が異なるので、被曝の影響を認めないと言うのだ。

18

投稿日2017-09-09

yu yu

一方的に『たいしたことはない』を示唆するデータだけを見せられる。

8

投稿日2017-04-02

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