書誌詳細

タオ/チクマ ブンコ タオ

書名

タオ/チクマ ブンコ タオ

シリーズ

ちくま文庫(か49-1)

著者

ロウシ/カジマ,ショウゾウ 老子∥〔原著〕 加島/祥造∥〔訳〕著

出版者

筑摩書房

出版年月日

2006.10

配架場所

エディットタウン / ブックストリート / 3-A-09

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その他

言語

ISBN

9784480422675

所蔵情報

登録番号

830001346

大分類

ET3:むつかしい本たち

中分類

ET3-01:哲人と哲学

小分類

ET3-01-07:老荘思想とタオイズム
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読書メーター

新地学@児童書病発動中

老子の『道徳経』を加島氏が詩的な口語訳にしたもの。老子の思想はつかみ所のないものだが、本書を読むとすうっと胸の中に入ってくる。頭ではなく、胸に入ってくる感じが面白い。あれこれ考えずに大道(タオ)に身を任せるには、頭で分析するより心で感じ取ることが必要なのだろう。本全体に明るく伸びやかなトーンが漂っており、それを全身で受けとめるのはわくわくする楽しい時間だった。

134

投稿日2015-06-01

佐々陽太朗(K.Tsubota)

奪うな、争うな、足りていると感じよ。高慢な奢りやとめどない欲は人を幸せにしない。タオにつながる人は、いまの自分に満足する。頑なになるな、無理やり事をなすな。堅いものではなく、柔らかくしなやかなものこそ強いのだ。勝とうとすれば負け、取ろうとすれば失う。虚ろとは受け入れる能力。大いなる流れを受け入れるには虚ろで静かな心でいることだ。無為とは何もしないことでは無い。余計なことをするなということだ。 http://jhon-wells.hatenablog.com/entry/2017/01/03/013633

94

投稿日2017-01-02

散文の詞

『老子』を自由体口語詩というか、著者が訳したというか。 著者も書かれているが、原文といかに違うかを察するのだそうだ。 『老子』を原文で読んで理解できるほどの才能は当然ながら、持ち合わせてないので、あくまで察するだろう。 さて、原文もわからないし、その訳したものもよくわからない。 やはり、こういうのは、文才や読解力等備わっている人が読んで、そういう意味だろうとか、いや、こういう意味かと判断して理解するのだろう。 私には、残念ながら全く響かなかった。  

33

投稿日2019-10-27

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