書誌詳細

ロウシ/ゲンダイゴヤク/チクマ シンショ 老子 現代語訳

書名

ロウシ/ゲンダイゴヤク/チクマ シンショ 老子 現代語訳

シリーズ

ちくま新書(1348)

著者

ロウシ/ホタテ,ミチヒサ 老子∥〔著〕 保立/道久∥訳・解説

出版者

筑摩書房

出版年月日

2018.8

配架場所

エディットタウン / ブックストリート / 3-A-09

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その他

言語

ISBN

9784480071453

所蔵情報

登録番号

830001592

大分類

ET3:むつかしい本たち

中分類

ET3-01:哲人と哲学

小分類

ET3-01-07:老荘思想とタオイズム

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内容

古代中国の古典「老子」。そのテクストは、人の生死を確かな目で見つめ、宇宙と神話の悠遠な世界を語り、世のために恐れずに直言する、苛烈な戦国時代を生きた一人の思想家の姿を伝える。テーマによって内容を整理し、テクストを明解に解きほぐす。
古代中国の古典「老子」。そのテクストは、人の生死を確かな目で見つめ、宇宙と神話の悠遠な世界を語り、世のために恐れずに直言する、苛烈な戦国時代を生きた一人の思想家の姿を伝える。テーマによって内容を整理し、テクストを明解に解きほぐす。

読書メーター

壱萬弐仟縁

新書としては分厚い類。81講より成る。その中から【現代語訳】より。6講 丈夫な頭とかしこい身体―「知足」とは何か(44章):身体そのものと財貨のどちらが大事か。よく考えた方がいい(048頁)。18講 母親は生んだ子を私せず、見返りを求めない(10章):徳こそが、子を生んだ母親のように、世界を私のものとせず、為(し)てやっても見返りは求めず、生育させても支配しようとしない。これを玄徳(げんとく)という(117頁)。

28

投稿日2019-09-22

あっきー

⭐5 老子の訳本は何種類も出ているが元は同じものなんだから似たり寄ったりだろうと思っていた、しかし老子が言いたかったのはこれに違いないというところが解説者によってかなり違っていて面白い見方があったりする、細かすぎて難しいところや金谷訳とは違いもあるから比べながら読んでいくのが良いし(例えば10章)、著者の少し尖っている考えと黄巾の乱などの関連雑学が面白かった

21

投稿日2020-12-31

ナン

いつか文庫版を読みたいとは思っており、手始めに新書で概要を理解しようと思っていたが、思っていたより難解。深い理解のためには、人生経験を重ね、また、論語や韓非子等との読み比べが必要と感じた。「禍福は~」「足るを知る」「無為」「柔」「水」などのキーワードは人生がうまくいかないときなどに心の支えになるかもしれない。 新しい発見だったのは、日本の神道・神話への影響の大きさと、哲学的・精神的な内容だけでなく合理的・自然科学的な内容も書かれているということ。老子の思想は我々の深いところで根付いているかもと思った。

12

投稿日2021-08-18

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