書誌詳細

ゲドセンキ/コワレタウデワ/イワナミ ショウネン ブンコ ゲド戦記 2 こわれた腕環

書名

ゲドセンキ/コワレタウデワ/イワナミ ショウネン ブンコ ゲド戦記 2 こわれた腕環

著者

ル・グイン,アーシュラ K./シミズ,マサコ/Le Guin,Ursula K. アーシュラ・K.ル=グウィン∥作 清水 真砂子∥訳

出版者

岩波書店

出版年月日

2009.01

配架場所

エディットタウン / ブックストリート / 1-E-05

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その他

レーベル

岩波少年文庫

言語

日本語

ISBN

9784001145892

所蔵情報

登録番号

810002356

大分類

ET1:記憶の森へ

中分類

ET1-15:滔々と物語は大河のように

小分類

ET1-15-01:長い長い物語
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読書メーター

absinthe

ハイタカは、今回は老師の役割となり、若いテナーがむしろ主人公だ。深い闇の世界。押しつぶされそうな圧迫感の中、話が進む。大巫女とは名ばかりで、実際には奴隷のように自由が無く、深い地の底に暮らすテナー。そこにハイタカが現われたという話。戦闘場面もドラゴンも無いが、テーマが分かりやすいので前作よりも面白かった。

142

投稿日2023-07-22

Gotoran

ゲドは平和をもたらすエレス・アクべの腕輪を求めてアチュアンの墓所へ。腕輪の片割れを持つアチュアン神殿の大巫女の少女アルハ(テナー)は先代のアルハが死んだ日に生まれたというだけで家族や故郷、名前までも捨てさせらてしまった。墓所の地下に広がる暗く、広大な迷宮を舞台に、ゲドが呪われた運命のアルハを救出し、腕輪が1つに。ゲドが来た光の世界とアルハが住む闇の世界、地価の迷宮で出会う男と女という対比、異なる世界に生きる二人が信頼し合って二つに割れた腕輪を一つにするところは圧巻で、今後のテナー自由への希望を予感させる。

57

投稿日2020-02-02

ネギっ子gen

【わたしはテナー。わたしは名まえを取り戻した。わたしはテナーなんだ!】再読。冒頭から、名前を奪われた少女・テナーの話が語られる。風に舞うアザミの綿毛のように林檎園の中を軽やかに駆け回っていた幼女は、アチュアンの墓所の“永遠に生まれ変わる”巫女に選ばれ、”喰らわれし者・アルハと呼ばれるようになった――。中段にきて、ようやく墓所の地下迷宮に、世界平和をもたらす力を持つ「エレス・アクべの腕輪」を求めて、ゲドが登場しテナーと出会う。だが、その直後に囚われ人になる。竜王たる大魔法使いであっても、闇の力は強大ゆえ。⇒

50

投稿日2022-04-10

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