書誌詳細

ゲドセンキ/キカン/イワナミ ショウネン ブンコ ゲド戦記 4 帰還

書名

ゲドセンキ/キカン/イワナミ ショウネン ブンコ ゲド戦記 4 帰還

著者

ル・グイン,アーシュラ K./シミズ,マサコ/Le Guin,Ursula K. アーシュラ・K.ル=グウィン∥作 清水 真砂子∥訳

出版者

岩波書店

出版年月日

2009.02

配架場所

エディットタウン / ブックストリート / 1-E-05

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その他

レーベル

岩波少年文庫

言語

日本語

ISBN

9784001145915

所蔵情報

登録番号

810002348

大分類

ET1:記憶の森へ

中分類

ET1-15:滔々と物語は大河のように

小分類

ET1-15-01:長い長い物語
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読書メーター

Gotoran

ゲドの故郷ゴント島で一人暮らしのテナーの所に大火傷を負った少女と今や魔法の力を使い果たした嘗ての大賢人ゲドが吸い寄せられるようにやってきて、3人で暮らすようになるが、夫々の過去が木霊し合い、領主の館を巡る陰謀に次第に巻き込まれていく・・社会からの影響、魔法という力の支配する価値観が揺れ動く世界の中で、被害を受ける側、犠牲を払う側が自分の存在する意味や力に想いを馳せる。一度手に入れたものを失う人、最初から奪われ続けている人。個人の挫折と回復、成長が主題ではないだろうか。

58

投稿日2020-03-29

ネギっ子gen

再読の素晴らしさも噛みしめながら――。一応3巻で完結したような形になっていたが、前3作は、この名作を書くための壮大な前振りにさえ思える。それくらいの傑作。前回も一読してすぐ好きな作品になったが、こうして今回再読し、時間をかけて熟読すると、前回読み取れなかった(若さ故ということもあるが……)ところで、色々新たな発見があり、作品の素晴らしさを再認識できた。改めて、日頃の飛ばし読みの悪癖を深く反省(とはいえ、静養中というお蔭であり、回復したら、そうはいかないだろうが……)。これからも、折に触れて再読したい。⇒

56

投稿日2022-04-25

たつや

壮大なスケールなんですね。でも、どこか気が遠くなるような雰囲気がある。あとがきが二つあり、意味がわかる。一度、この4巻で物語は終わるが、また、続編も書いたよということらしい。後半、ゲド、テル―らが暖炉の前で天地創造の歌について話すシーンが暖かく感じ、好きでした。

54

投稿日2017-01-27

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