書誌詳細
ヨルガウタタネシテルアイダニ 夜がうたた寝してる間に
書名
ヨルガウタタネシテルアイダニ 夜がうたた寝してる間に
著者
キミジマ カナタ 君嶋 彼方∥著
出版者
KADOKAWA
出版年月日
2022.08.26
配架場所
エディットタウン / 本棚劇場 第一層 / D-1-013
閲覧
可
その他
言語
日本語
ISBN
9784041128329
所蔵情報
登録番号
000053655
大分類
角川いろいろ棚
中分類
角川いろいろ棚_その他
内容
高校二年の冴木旭には、時間を止めるという特殊能力がある。だが旭にとって一番大事なのは、普通の場所で、普通の人と同じように生きていくことだ。異質な存在に向けられる無遠慮な視線や偏見に耐え、必死で笑顔をつくっていた旭だったが、大量の机が教室の窓から投げ捨てられるという怪事件が起こり、能力者が犯人ではないかと疑われる。旭は真犯人を見つけて疑いを晴らそうとするも、悩みをわかり合えると思っていた能力者仲間の篠宮と我妻にも距離を置かれてしまう。焦りを覚えていたところに、また新たな事件が起きて……。
読書メーター
夢追人009
君嶋彼方さんの第2作は前作程のインパクトや話題性や反響はなかったようですが、でも今回も中々に渋いテーマの力作だと思いますね。本書のテーマは人類の一部に超能力者が認知された社会の学校で言わば旧人類と新人類の生徒達の間に横たわる異種族の意識と友情についての問題ですね。学校には超能力者だけのクラブ活動があり、でも彼らの超能力を学業で発揮する事は認められません。また街では本人の選択式で超能力者だけが暮らす町で居住する権利が認められています。そんな異質な環境の下に学校で大量の机が窓から投げ捨てられる怪事件が起きる。
★280
投稿日2023-07-24
美紀ちゃん
「君の顔では泣けない」がとても良い話だったので、読んでみようと思った。この本は、特殊能力ストーリー。時間を止める能力は父親ゆずり。様々な能力者がいる世界の話。普通の人は能力者を、怖がる。でも違う。能力があろうとなかろうと、誰も同じで、色々な悩みにもがいていたりする。頭が良くてイケメンの天ちゃんだって、悩みはある。もがいている。心の中に黒いものがモヤモヤしている。本心は口に出した言葉だけではわからないこともある。読後は爽やか。前作よりもこっちの方が好き。ミステリ要素もあり面白くて一気読みだった。次作にも注目
★137
投稿日2022-09-07
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