書誌詳細

スノーデン ニホン エノ ケイコク/シュウエイシャ シンショ スノーデン日本への警告

書名

スノーデン ニホン エノ ケイコク/シュウエイシャ シンショ スノーデン日本への警告

シリーズ

集英社新書(0876)

著者

スノーデン,エドワード J./アオキ,オサム/イゲタ,ダイスケ/キム,チャンホ/ワイズナー,ベン/ヒロセ,マリコ/ミヤシタ,ヒロシ/エドワード スノーデン/ベン ワイズナー/Snowden,Edward J./Wizner,Ben/マリコ ヒロセ エドワード・スノーデン∥著 青木/理∥著 井桁/大介∥著 金/昌浩∥著 ベン・ワイズナー∥著 マリコ・ヒロセ∥著 宮下/紘∥著

出版者

集英社

出版年月日

2017.4

配架場所

エディットタウン / ブックストリート / 4-D-09

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その他

言語

ISBN

9784087208764

所蔵情報

登録番号

840000368

大分類

ET4:脳と心とメディア

中分類

ET4-10:明日のネット社会

小分類

ET4-10-08:ハッカーと情報テロ
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内容

米国政府が行っていた大量監視の実態とメディアの役割等を、世界を震撼させた元情報局員スノーデンが明快に解説。後半はスノーデンの顧問弁護士や公安事件に詳しいジャーナリストら日米の精鋭が、監視問題の議論を深める。
米国政府が行っていた大量監視の実態とメディアの役割等を、世界を震撼させた元情報局員スノーデンが明快に解説。後半はスノーデンの顧問弁護士や公安事件に詳しいジャーナリストら日米の精鋭が、監視問題の議論を深める。

読書メーター

のっち♬

端末など監視システムが安価になり、今やインテリジェンス情報を交換する関係の日米。スノーデンは政府の圧力に屈するジャーナリズムや報道のあり方、国民の無知と無関心が助長する政府の秘密主義が民主主義崩壊を齎すと警告する。国民が日本政府への監督を怠るほど全体主義は拡大していくだろうと。『暴露』に比べて目新しさは少ないが解説は簡潔明快だ。ディスカッションでは透明性に対する米国の動きを紹介し、プライバシーとアイデンティティの関係を過小評価する日本国民の危機意識の低さを浮き彫りにする。民主主義の維持には行動責任が伴う。

153

投稿日2022-08-14

ケイ

スノーデン氏の前半の話は興味深いが、オリバーストーン氏の映画を見ればいいと思う。スノーデン氏は、自分が告発するとき共に闘ってくれたガーディアン紙やワシントンポスト紙の姿勢や態度をジャーナリズムだとよんでいるのだ。報道の正義、自由、政府からの規制への闘い…、それらはジャーナリズム側の正義があってこそ。今の日本の報道にどれだけそれが見られるか。スノーデン氏の話を前半に持ってきての後半は、トリッキーとも思える。自国の大臣の揶揄を、隣国の脅威を差し置いて報道する機関は、スノーデン氏の言葉にのっからないで欲しい

141

投稿日2017-07-30

rico

安全は大切。とはいえ、気がつけば、街の至るところに監視カメラがあり、携帯電話は位置情報を発信し続け、便利だから気軽に使っている電子マネーや交通系ICカードの利用情報はデータとして蓄積されており・・。スノーデンが告発した「悪夢」はすでに現実のものに。しかもアメリカと違って、マスコミ等のチェックがまともに機能していない。共謀罪まで成立してしまって、これからどうなるんだろう。気が滅入る。

49

投稿日2017-06-22

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